舞台 「PSYCHO-PASS サイコパスVirtue and Vice」感想

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どうも、あぐです。
唐突ですがタイトル通り、舞台サイコパスVVを見たので記憶が曖昧にならないうちに感想を。

一番初めに謝罪しておきます。
当方、アニメも未履修でいきなりこの舞台作品から入りました。(今後履修予定です)
ファンの方に「世界観も知らないで見るの?」とお叱りを受けそうです。
ごめんなさい。

この作品に限らず、全体的に猪突猛進というか衝動的なため「気になったら前情報を入れずにとりあえず飛び込んでみる」という傾向があり今回もその一例です。
きっかけとしては、ニコ生で配信されると知って俳優の鈴木拡樹さんのファンなので気になっていたのと、Twitterのフォロワーさんの影響があります。

さて、毎度前置きが長くていけない…
知識がない上に拙い文で恐縮ですが、本題に行きます!

全体的な感想

まず、簡単にまとめると…

・世界観説明(導入)が理解しやすかった

・プロジェクションマッピングを使った演出がハイテク感あってよかった

・舞台の上だけど室内感(建物の中の閉塞感)が感じられるセットがよかった

・ドミネーターのギミックがめっちゃ好きだった。ほしい

・アクロバット(特に足技)がキレキレでかっこよかった

・後半部分の嘉納(和田さん)の演技、目のハイライト消えた感じでよかった
 (作品的には、色相濁ってる感じと表現した方がいいのかしら?)

・作品の全貌(アニメなど)を知らない為、思ったほど地獄じゃなかったけど
 みんないなくなった←

・海、行きたかったね

キャラクターとしては、井口が好きです。早めに退場してしまったけど。
ハンカチ強引に押し込んでくシーンとかいいですね。
主人公…でいいのかな、久泉は設定も意識して演技されているのか、人格がふよふよしてて掴みどころない感じが良かったです。
監督や脚本の方のインタビュー等はまだ拾ってないのでわかりませんが、九泉と嘉納はダブル主人公なんですかね?

見終わったときの感覚としては、虐殺器官と<harmony/>、あと舞台ヨルハを混ぜて見たような感覚かな。(あくまで感覚的な話で作品が似ているという意図ではない)

全体的に演出がすごく好きで、後半のライブイベントのシーンで客席にもキャストが入り込んでい来るシーンとか、実際に作品の中でも劇場なのでリアルで良かったですね。こういうのを見ると、生で観たかったなと思ってしまいます。苦笑

細かいところ

台詞としては、大城(池田さん)の「人は同じ場所に居続けることはできない」という部分が結構印象に残っています。
先に行っちゃう人はどんどん行くし、すごく親しい人でも道が交わらなくなることは現実でも結構あるよなぁと。
大城と嘉納が対峙するシーンも好きですね。殺さないで殺されるのを選択するというのが好き。彼の中の「ヒロさん」がでかいんだろうなって。

自由意志とは何かって考えさせられる作品でした。
実際、30年ちょい生きてるけど「何をもって人間とするのか」とか「自分の意志ってどこにあるの?」とか答えれないもんな…苦笑
自他の境界は認識できますけど、選択してる・思考してるのって「自分」なの?と聞かれたらわかんないですよ。シュビラシステムがなくても。
記憶とか認知って結構曖昧ですよね。私だけかな?

三島さんがやたら機械的じゃなくて人間的なユートピア、と主張しますけどシュビラシステムも実は機械じゃなくて人だったりしない?ないかさすがに。処理能力的な意味で、耐えきれないか人では。

余談

色相の悪化がまだいまいちよくわかってない。まどマギだとソウルジェム濁るみたいな感じですか?(すぐ他作品に例えようとするな)
精神状態に起因するのかな。あの仕事はメンタルバリバリ削られそうですけど…

鈴木さんの慟哭もよかったですね。
叫ぶの聞くの、好きです(語弊
喉が心配になったけど。

あと後藤田は「今日、お弁当持ってきたんすよ~」みたいなノリでバッグから手を出すな手を。

世界観等、詳しく知りたい部分も多いのでアニメと、機会があったらVV2も観ようと思います。
あとは…ニコ生だとライビュ版だったので円盤も見たいかも。

それでは、今回はこの辺で。

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